平成25年11月〜12月のお稽古の予定
9月 2013

【11月】
9日(土)
16日(土)
23日(祝)
【12月】
7日(土)
14日(土)
21日(土) 21日は年内最後のお稽古となり、恒例のごまぜんざいがあります。午前中にお越しください。
Filed under: 学びの予定
【11月】
9日(土)
16日(土)
23日(祝)
【12月】
7日(土)
14日(土)
21日(土) 21日は年内最後のお稽古となり、恒例のごまぜんざいがあります。午前中にお越しください。
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9月は菊の月、そして9月9日は重陽。重陽はご節句の一つで菊の節句ともいわれているそうです。昔は邪気を払って長寿を祈るため、菊の花を飾ったり、菊の花び
らをお酒に浮かべて飲まれていたそうです。
重陽にちなみまして、本日のお軸は「重陽光日菊花新」。写真では見えませんが薄く菊の絵が描かれています。
お花は木蓮、萩、珍至梅でした。萩は昨夜は蕾だったそうですが、今朝になったら花開いていたそうです。秋ですね。
本日の主菓子は、黒豆と道明寺のみぞれかんでした。道明寺のふっくらとした食感、黒豆の香りが優しい一品でした。お干菓子は大関のごま赤飯せんべい、ナッツケーキ、ポルポネーズというアーモンドクッキーでした。(宗裕)
今年も朝茶事が無事に行われました。暑い毎日が続いていましたが、当日は少し暑さが和らいだ朝を迎えました。
露地に入りますと、先日まで木々が繁っていましたがすっきりと整えてあり、水打ちされた木々が涼やかです。
茶室に入ると、ほの暗いお床に朝茶ではいつも掛けられる掛け軸がありました。「朝露」の文字と朝顔の絵があります。先生が平成三年にNHKの朝茶事の番組に出演された時に頂かれた記念のお軸で、毎年お目にかかれることを楽しみにしています。桑小卓にみどりの沖縄ガラス製の水差が涼しさを演出していました。
今回は懐石よりお茶事が始まりました。いつものお料理に一年ぶりの懐かしさを覚えました。イチジクのワイン煮ゴマのペーストがけ、鱧しんじょうの煮物椀、はもの皮の和え物などがありました。反対に新しい物としましては先生がカナダから空輸された冷凍ブルーベリーが預け鉢で出されました。ブルーベリーといえばジャムなど甘いイメージでしたが、あっさりさっぱりといくらでも頂ける美味しさでした。
懐石の後にはいよいよ主菓子です。銘は蛍火。大徳寺納豆入りの錦玉かんでした。
中立ちをはさんで、喚鐘の音を聞いてから再び席入りをし、改められたお床のお花を拝見し、お濃茶をいただきました。ご亭主が心をこめて練って下さったお茶はふんわり空気を含んで、かつまったりとしていて最高のお味でした。桑小卓の柱にご亭主が袱紗で作ったセミを結び付けて、続きお薄は半東さんにバトンタッチです。お干菓子は当日残念ながら参加できなかった方が作られた、色とりどりのこはく糖、先生のカナダからのお土産のカラフルなグミ、醤油せ
んべいでした。お薄のお代わりもいただけて幸せでした。
お茶室は天国のようなところ、と聞いたことがありますが、まさにそのような心持でした。猛暑の中準備をしてくださった先生、役にあたられたご亭主、半東の方々に感謝しながら先生宅をあとにしました。
8月は夏休みです。今年は殊のほか暑い日が続いています。どうか乗り切って9月に元気でお会いしましょうね。(宗裕)
7月最後のお稽古日。蝉時雨が夏を感じさせます。
本日のお床は、大徳寺和尚様筆の掛軸『心静茶味香』、槿は先生宅のお庭より。
主菓子は、ペパーミントの寒天の爽やかさの中に道明寺粉のモチ感が。食感を楽しみながら頂きました。
慌ただしく過ぎていく毎日ですが、お稽古の時間は心穏やかにお茶を味わう時にしていきたいと思いました。(み)
Filed under: 今日の学び
7月に入りました。甲子園の夏がやってまいりました。毎年書いていますが、お稽古の度に、やっぱり甲子園の日差しは強いと感じられます。そのような中、お茶室は涼やかに設えてありました。
今月のお稽古は平水指の点前です。
お軸は「風光日々新」。
お花は桔梗と矢筈蘆でした。
主菓子は先生お作の葛まんじゅう。中には粉なし(こしあんと薯蕷の生地)の餡が入っていました。葛はペパーミント色(和名は若竹色?白緑色?)でお口の中に入れるとひんやり気持ちよかったです。
お干菓子はくるみの甘煮と和三盆。
ポートピアホテルの「ポハポロン」というアーモンドプードルのクッキーのお土産もありました。先生がよく出してくださる新潟銘菓「越の雪」と、見た目と口の中で崩れるところが共通点だと思いながら美味しく頂きました。芦屋Feuのクッキーに似ている!という声もありました。私はなぜかお口の中で崩れるお菓子にとても惹かれます。
先生は書道の関係で、今年二度目のカナダへ行かれます。次回はお土産話を期待して参りましょう。(宗裕)