平成26年2月23日 研究会

140223床今回の研究会はではお炭の次ぎ方を「廻り炭」に準じて学びました。

普通に炭をつぐときは、右のつぎかた、左のつぎかた、と頭でじっくりと考えてからやるところなのですが、、、

①炉の中の炭を前の人がついだ逆の順番から炭斗に戻す

②前の人がついだ炭のかっこうとは違う炭をつぐ

上記二つのことを順番に二廻りしました。文字通り皆さんで頭を抱えてしまいました。火箸の先はまるで言うことを聞いてくれなくて、炭は炉の中で転げ回り灰だらけになってしま140223お菓子う始末。

私たちが炭をついでいる間、下火は灰の下に埋められていましたが、とても時間がかかったので、消えてしまっていました。

四苦八苦しましたが、とても楽しい頭脳ゲームのようでもあります。

4月の研究会では正式に廻り炭を行う予定です。しっかりと復習して参りましょう!(宗裕)

 


平成26年5月の稽古日と研究会

【稽古日】

3日(土)※4月分

10日(土)

17日(土)

24日(土)

【研究会】

18日(日)10時集合

25日(日)10時集合に変更となりました。


平成26年4月の稽古日と研究会

【稽古日】

19日(土)

26日(土)

4月は2回のみ。残り1回は5月3日(土)に振り替えられます。

【研究会】

20日(日)10時集合

内容:廻り炭 濃茶 その他


平成26年2月14日のお稽古

オリン140215床ピックが始まり、寝不足の毎日が続いています。今日は早朝にフィギュアスケート羽生選手の金メダルが決まり、お稽古場もその話題で盛り上がりました。

それにしても毎日寒い日が続きます。今朝の阪神間も積雪が心配されましたが、先週ほどのことはなく、前回は来られなかった方も元気に参加できました。140215臘梅

本日の床の間には雪景色のお軸がかかっていました。懐かしい日本の原風景がありました。

お花は臘梅と白菊でした。臘梅といば黄色の花を町中でよく見かけますが、先生のお宅にある臘梅は原種に近いものだそうです。蕾は鮮やかな黄色ですが、花が開くと白と濃い紫の花びらになるのが不思議です。お花たちからは、もう少ししたら暖かくなるよ、と声をかけられているような気がします。

お菓子は先生お手製の求肥の中に粒あんがくるまれシナモンがのったお餅でした。京都のおたべにもこの組み合わせはありますが
、細長く丸まった愛らしい形は先生のオリジナル。形が違うと味わいも大きく変わりますし、なんとい140215お菓子っても作りたては最高です。お干菓子は福岡の太閤道という羊羹、金沢のえくぼ落雁、ショウガがしっかり効いたおせんべいでした。

次回は2月23日(日)の研究会です。内容は炭点前と炭の扱い、長緒です。朝10時に集合です。(宗裕)


平成26年3月の予定

【3月の予定】

1日(土)

8日(土)

15日(土)

【研究会の予定】

29日(土)

藤田美術館へ国宝の曜変天目茶碗を観に行きます。美術館の前に昼食もご一緒します。詳しくはお稽古場で。


平成26年2月8日のお稽古

立春がす140208床ぎましたが、最近はとても冷える日が続いています。前夜は阪神間の平地にも雪が積もりました。山あいに住む会員は残念ながら雪に阻まれてお稽古をお休みとなりました。六甲山は白く雪化粧です。

さて、本日の床の間は春らしく設えてありました。掛け軸は紅梅の絵。華やかな彩りの扇子には「開一花五葉」と書かれてあります。

本日のお菓子は、道明寺と粒あんと大徳寺納豆のシンプルな組み合わせ。雪景色が見事に表現されてありました。お萩のような親しみやすい感じもあり、それぞれの素材が絶妙にマッチしていて洗練された感じもありました。ほっこりと温めてあったのが、なによりのおもてなしでした。お干菓子は和三盆のおちょぼ口と麩焼き煎餅、振り出しには金平糖でした。140208お菓子

今日は1歳の赤ちゃんが初めてお稽古に参加しました。最初は誰の顔を見ても大泣き。 少ししたら笑顔でお煎餅を食べ始めてごきげん。お母さんがお点前を始めたらもうどうしても止まらない大泣き。お稽古を終えたお母さんにだっこしてもらったらすーっと泣き止み、気がつけば私たちも一緒に一喜一憂。また一緒にお稽古をしましょうね。(宗裕)


平成26年2月1日のお稽古

140204床 暖かな日、和やかに今年の常のお稽古が始まりました。

お軸は「花は越後の雪椿」。北国の雪景色に咲く椿の姿が目に浮かびます。

お花は椿、ネコ目柳(銀ネコ)、そして結び柳。

主菓子は沖縄の紅イモのお餅、栗の渋皮煮が丸ごと包まれていました!菓子器の蓋を開けた時のゆ140204丸卓ず香もたまりません。一粒で二度美味しいのです。そして金沢森八のお干菓子。紅白の三角形は「舞鶴」、一口頂くと薄い生地の中から生姜風味のお砂糖がしゃらしゃら~と口いっぱいに広がります。美味しいお菓子の後のお薄は格別ですね。

今月は筒茶碗でのお稽古です140201お菓子。久しぶりの筒茶碗に少しとまどいながらも、扱いが理にかなっていることを感じます。

今日は新しい方が見学にいらっしゃいました。ブログを見てお越しくださったそうです!

今年もお稽古に励んでまいりましょう。(み)


平成26年1月12日 初釜

IMG_1140初釜の日を迎えました。お茶室はお正月らしい色と光に満ちていました。

床の間には、「梅花和雪庭」のお軸。お花は青柳と椿の花。お馬さんの可愛らしい香合と福々しい米俵が飾られていました。

お釜はしゅIMG_1086んしゅんとよく沸いていている様子が写真から伝わるようです。炉縁は菊の模様が清らかです。

長板には菊の花と鮮やかな黄色が目を引くお正月らしい皆具が設えられてありました。

まずは先生と皆さんでお年賀の挨拶から始まりました。午年のお稽古が始まりました。

そしIMG_1091て次に出されましたのは、IMG_1090 ほかほかに蒸された薯蕷饅頭でした。お菓子器は先生お手製で、スチーマーの機能も果たしています。蓋を空けると皆さんの歓声があがっていました。。お饅頭の中には干し柿がたっぷりと入っていてました。正客さんが鶴のようだとうことで「丹頂」と名付けられました。その後に頂いた先生に点てて頂いたお濃茶は至福の美味しさでした。

そして、先生のお心づくしのお節料理が詰め込まれた点心、いつものジューシーな鴨肉のお雑煮を頂きました。お茶室ではお里のお雑煮について話しがはずみました。広島では牡蠣がお雑煮の具で入るそうです。

IMG_1125点心のあとは薄茶をいただきました。お干菓子はお正月らしい華やかな盛りつけでした。

最後に先生からお扇子を頂戴しました。今年の扇子にはIMG_1143「和以駆進」と書いて下さっていました。先生のエールを胸にお稽古を励んで参りましょう。

来週は神戸の震災から19年目の日を迎えます。この頃の寒さは自然とあの日が思い出させてくれます。どうか皆様お体を大切になさってくださいね。2月に元気でお会いしましょう。(宗裕)


平成26年1月8日 今宮戎献茶祭

image 新年明けましておめでとうございます。

年末から寒い毎日が続いています。いかがお過ごしでしょうか。

さて、私たち宗泉会の今年のお稽古初めは今宮戎献茶祭でした。

先生と生徒10名で賑やかに参りました。

当日はあいにくの雨天でしたが、殆どの人ががんばって着物で参りました。これもお稽古ですね。

まずは翌日の宵宮戎に向けての準備中の今宮戎にお参りし、お茶を頂きました。お家元のお献茶を拝見させていただこうと張り切って参りましたが、お茶席で美味しくお菓子とお茶を頂いている間に始まっていて、残念ながら参列できませんでした・・・。一瞬頭が真っ白になりましたが、そこは私たちの前向きなところ。では次の機会に参りましょう!ということで気持ちを切り替えて吉兆さんへ点心を頂きに参りました。

高麗橋吉兆の中は、今宮戎神社の福笹があちこちに下げられていて、どこも福で満ちていました。吉兆さんは大寄席のお料理でも、普段と変わらない材料、作り方、器で出されているそうです。お椀のお出汁は一口含むとふわーっとよい香りがし、すーっと何の違和感もなく体に吸い込まれるようでした。隅々まで行き届いたお料理、おもてなしをいただき、本当に気持ちがよかったです。

そして最後に大阪美術倶楽部へ花外楼の副席と展覧席に参りました。

ハプニングもありましたが、先生とご一緒に、福いっぱいの一年のスタートが切れました。残念ながらご一緒できなかった皆さんの分も福を頂いてきましたたよ。(宗裕)


平成26年2月の予定 稽古日と研究会

【2月の予定】

1日(土)

8日(土)

15日(土)

【研究会の予定】

23日(日)

10時集合

内容は分かり次第お知らせします

研究会の内容は、炭点前、炭の扱い等、長緒です(2014.2.22追記)