平成28年5月28日のお稽古

 

 

五月最後のお稽古でした。

お床には鎧兜の置物と、一心に大空に向かって伸びようとしている二つの竹の子が描かれたお軸。

男の子の逞しい成長を祈るような設えです。SN3O0611

その横の柱には朱色の松本センノウと時計草が生けてあり、まるで竹の子の兄弟の成長を見守っているようでした。

お菓子は先生お手製のヨモギの薫り豊かな串団子でした。

 

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今日は努力の末、世界へ羽ばたかれた社中の方のお話もありました。

お軸の竹の子の兄弟のように、成長していきたいと思います。

(松風)


平成28年7月のお稽古の予定

【7月のお稽古】

2日

9日

16日

【茶事】

7月の朝茶は日程変更となり、9月4日(日)  8時席入 となりました。


平成28年5月21日のお稽古レポート

初夏の風が爽やかな季節

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床の間には「雲悠々水混々」、美しい蛍袋と鳴子蘭が生けられております。

今月は水指運び点前SN3O0603

SN3O0600

ずんだ餡の主菓子、美味しさに皆顔がほころびます。

 

小さなお社中さんに、場が和みました。

(宗芳)


平成28年6月の予定

【6月のお稽古】
4日
11日
25日
【研究会】
18日 10時


平成28年5月14日 研究会

先生のご好意で皆さんが参加できる日にと私達の都合に合わせ日にちを変更していただいての研究会です。IMG_0230
今回は、初炭、花寄、長緒、天目点を学びました。 花寄では、たくさん置かれた花入れに客も亭主も次々と席を立ち花を入れます。自分の番がきたらまず花入れを決め花台の花を見つくろい手の中で束ねて一回で花を入れます。先生にアドバイスをいただいて直すと見違えるように花が生き、とても勉強になりました。
お床が美しく整ったところで、亭主、主客、お詰めなど交代で、長緒、天目点のお稽古をしました。IMG_0248
金粉があしらわれた主菓子は「新緑」。白餡にお抹茶を練りこんで作られたそうです。
最後に点てだしでお薄もよばれ、気が付けば三時。充実したあっという間の五時間でした。

(里)


*新*平成28年5月の予定の変更


【研究会】

14日(土)

【お稽古】

21日(土)

28日 (土)

に変更になりました。

以上


平成28年5月の予定

【5月の予定】

7日(土)

14日(土)

21日(土)

【研究会の予定】

28日

以上


平成28年4月16日のお稽古

4月も半ば、桜も葉桜となり行く春を惜しみながらお茶室では名残の桜を楽しむ事ができました。

本日のお軸は紫野実山和尚書の『為誰開』、『だがためにひらく』。心に問いかけられているようです。
お花はたいつり草。
お主菓子は先生お手製の草餅。お干菓子は花霞、さまざま桜。
お茶室では感性やセンスで創造された世界を楽しむ事ができます。
お茶を頂ける時間のありがたみを感じるお稽古日でした。(宗由)

平成28年4月9日 二条城観桜茶会

桜吹雪が二条城場内の庭を彩る土曜日に、御茶会に参加させていただきました。
私は少し開始時刻より遅れて参加させていただいたのですが、すでにたくさんの方が並んでおられて、結局会場に入れるまでに1時間半かかりました。お着物を着ている方が多くおられたので、外国人旅行者の方に「結婚式ですか?」と聞かれる方もおられました。IMG_1006
並ぶ時間はとても長かったのですが、その間に桜を見ることができて、京都の春を堪能することができました。
普段は入場することのできない清流園にやっと入ってから、まずは和楽庵を見学し、お茶道具を拝見させていただきました。
その後、会場を移動して20名ほどで会場にて薄茶をいただきました。
ここでのお菓子はかるかんの間に薄ピンク色の羊羹が入っているお菓子。春らしいかわいらしいお菓子でした。
そのあと香雲亭にてお茶をいただきました。
三色のお花見団子は緑・ピンク・白で、それそれお団子・餡子玉・薯蕷饅頭という趣の違うお菓子で、こちらも大変おいしかったです。IMG_1021
点心は辛味大根ののったお蕎麦でした。
最後の野点では同志社大学のお茶サークルの学生さんがお茶を持ってきてくださいました。この席では桜の花吹雪の中、お茶をいただくことができました。菅田宗匠と写真を撮っていただいたのもとても嬉しかったです。
天候に恵まれ、四月の爽やかな御茶会に参加できて、とても楽しかったです。すてきな春の一日となりました。(由)


平成28年4月2日のお稽古

IMG_2457 桜の花も美しく咲き始めた第一週の土曜日、4月のお稽古が始まりました。

IMG_2459今月は旅箪笥のお稽古です。
お軸は『満城花月唱春燈』、お花は先生のお庭で咲いた水仙でした。
釣釜からは松風が心地よく、主菓子は春の香り芳しい桜餅、お干菓子はさまざ ま桜と桜づくし。
短くも心浮き立つ桜の季節を、IMG_2456五感で感じる事が出来ました。(智)