令和7年5月31日研究会

本日は研究会稽古です。軸飾り→盆香合→茶カブキ→薄茶とすすみます。

軸飾り
床には巻き上げられた掛軸が飾られています。
正客から拝見所望があり、軸の扱いに緊張します。
広げ下す速度や表具の継ぎ目で一呼吸、壁に沿わすように静かにと進めることで心落ち着きます。
軸は、「水聲清」紫野 実山和尚 流水の絵あり
花は、方円籠に庭の草花が活けられています。

盆香合
棚には盆にのせた香合が飾られています。
炭つぎ、香を入れた後、正客からの香合所望あり、盆と一緒に拝見に出します。
水次やかん持ち出し、水差し窯肌拭き上げる様子は、清々しく感じます

茶カブキ
試茶二服、本茶三服いただきます。
亭主は茶の入れ替えをし順次濃茶を点てます。
客は本茶三服を飲み当てていき、大の折据一二三に思いの茶名記載の名乗札を入れて回し、詰めは執筆に折据を持っていき、執筆は内容を記録します。
残念ながら全問正解の皆中者おらず、記録紙はもらえません。
どれも美味しく点てられており、難しいものでした。

先生お手製のヨモギ饅頭は柔らかく香り豊かな優しいお味、お薄もいただき贅沢な一日となりました。

(宗英)


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