令和7年6月7日のお稽古
9th
6月 2025
Closed
6月 2025

梅雨入前の本日のお稽古は、
床の間に「魚戯蓮葉間」のお掛け物に紫陽花と矢筈芒。
青磁の平水指に金魚を飾ると、単衣着物にじっとり汗ばむこの季節にもどこか涼やかな心持ちがしてきます。
久々の風炉点前は、感情も所作も洗練とは程遠く、反復してお稽古することの大切さを実感します。
一席でも早く頂きたくて、いつもは譲り合う客役も皆我先にと名乗り出て席中へ。
そう、本日の主菓子は先生お手製、社中で毎年大絶賛の水無月です。
レモンの香りが鼻に抜けもっちり感と優しい甘さにすっかり幸せ気分、お点前の失敗など記憶の向こうに追いやって、今年の水無月を存分に堪能しました。
来週のお稽古はお休み、先生と社中の皆で奈良へお出掛けです。
久々にお会いする方もあり、また笑顔満ちるひとときとなるでしょう。 (宗仁)





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