平成27年7月4日のお稽古

7月最初のお稽古は梅雨真っ只中というお天気模様でしたが、 お茶室に入ると爽やかな気持になります。

床には、赤いアザミの花たちと紋白蝶に白い夏菊のお軸が掛けられ、 百人一首のかるたを載せた飾り扇が置かれています。

主菓子は先生お手製の錦玉羹、小さく賽の目に切った色とりどりの羊羹が閉じ込められていて食籠の蓋を開けると名残の紫陽花が並んでいるようでした。お干菓子は氷菓と麩焼き煎餅、沖縄の真塗りの干菓子盆に涼しげに盛られています。今日のお稽古は丸卓のお点前(中次を使って)でした。

何より肝心のお茶を美味しく点てられるように、もっと心を砕き努力しなければならないと深く深く思いました。(わ)

 


平成27年6月27日のお稽古

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今回の研究会では、風炉の炭点前、組合点、長緒、台天目を学びました。

お軸は「花月 花は主方 月は客方」。花月は、七代如心斎が定められた七事式のひとつです。

SN3O0427お花は、桔梗、ねじり草、矢筈葦、鳴子蘭です。

主菓子は、先生お手製の水無月。お干菓子は、末富の麩煎餅と新宿高野の果実ゼリーでした。 先生お手製の水無月は、抹茶のみどりが美しく、1枚ずつ柄の違う麩煎餅に色とりどりのゼリーと、目でも楽しませて頂きながら、とても美味しく頂きました。

点前、客作法、所作等細かくご指導頂いて、内容のとても濃いお稽古で、今回の研究会も大変勉強になりました。(と)


平成27年6月20日のお稽古

IMG_0663 梅雨入りしてから、土曜日のお天気が気になります。この日は何とか雨に降られることなく、先生が丹精込めてお手入れをされている紫陽花に迎えられて門をくぐりました。
お教室に入るとしんと心が静まり、汗もスッと引いていくように感じるので不思議です。IMG_0659

今日は黒糖味のみずみずしい寒天に餡が包まれている涼をそっと演出してくれるような主菓子でした。

お稽古の最後に新しく入門された方を先生が付きっきりでお教えになっていて、また初心に帰ったつもりで勉強をさせていただくことが出来ました。(松風)


平成27年6月13日のお稽古

紫陽IMG_2091花の美しい季節となりました。先生のお宅の紫陽花もとても色鮮やかです。

床には螢を詠んだお軸が掛けられ、籠の花入に天城甘茶と桔梗、縞葦が生けられています。

主菓子は、先日の傘寿の個展で出されたものを、先生にお願いして再度作っていただいたものです。その黄身餡のIMG_2093詳しい作り方などを伺いながら、 ゆったりと味わうことができました。青漆爪紅のお干菓子盆にのせられた干瓢と氷菓も、勿論美味しくいただきました。IMG_2090

今日はお稽古の後、新しく入って来られた方の割稽古にご一緒させていただきました。柄杓の扱いも、何度も何度も丁寧に教えていただき、その所作の合理性と優美性が改めてよくわかりました。(わ)


平成27年5月30日〜31日 山中先生 傘寿の個展

IMG_2018 西宮市民会館にて二日間に渡り、山中先生の『傘寿の個展』が開かれました。茶道・書道・彩墨画・陶芸・ボールルームダンスと山中先生の集大成ともいうべき個展でした。

二日間で200名強の方にご来場いただき、盛況のうちに終える事ができました。先生と様々な繋がりのある方々とお会いし、お話を伺うことができましたことは、貴重な学びの機会となりました。

私たちはお茶席とお客様のおもてなしを担当いたしました。行き届かない点が多々あったかと存じます。この場を借りてお詫び申し上げます。IMG_2035

お茶席の主菓子は先生のお手作りでした。紫と白のこなしの生地は菖蒲の瑞々しさが表現されていまいした。中には黄身餡が包まれ、天には柚子と金の粉が添えられていました。

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主菓子を、小林逸翁書「清く ただしく うつくしく」宝塚歌劇50周年記念の銀の銘々皿に載せて。

お干菓子はこちらも先生お手作りの、干瓢、菖蒲を象った雲平、兜の和三盆と、社中の方手作りのこはく糖でした。

この二日間を通じて、先生がお若い頃から、誠心誠意努力を重ねIMG_2046られてこられて、今がおありになるのだと改めて実感いたしました。傘寿を迎えられて、誰よりもお元気で道に邁進されているお姿は私たちの誇りです。

先生の元で修行を重ねられることが何よりの幸せだと感じられました。毎日の暮らしの中にその学びを生かせられるように励んで参りたいです。(宗裕)


平成27年6月27日研究会の予定

【6月の研究会】

10時に集合です。

初炭

組合

長尾

台天目

上記内容を行います。ご出席の方は先生までご連絡ください。


平成27年6月6日のお稽古

6月にIMG_2085なりました。先生の傘寿の個展が終わって間もなく、お稽古場のある阪神間も入梅しました。街中では紫陽花が花開いています。

お茶室はそのような季節に合わせて瑞々しく設えてありました。お軸からは魚が蓮葉の間で戯れて、珍至梅が清らかな白を咲かせ、主菓子は葛焼きでした。お干菓子は先生の個展で出されまIMG_2084したお干菓子をじっくりと味わいながら頂くことができました。

とても嬉しいことに、個展に来られて興味を持って下さった方が、本日体験に来て下さいました。(宗裕)


山中先生 傘寿の個展のお知らせ(再掲載)

5月30日(土)〜5月31(日)は先生の「傘寿の個展」があります。

茶道・書道・彩墨画・陶芸・ボールルームダンスと、今尚活気あふれる世界をご覧下さい。

両日は宗泉会がお茶席を担当致します。先生お手作りの主菓子、お干菓子でお楽しみください。

皆様の御参集を心よりお待ちして居ります。

 

【とき】 5月30日(土)午後1時〜5時  5月31日(日)午前10時〜4時

【ところ】 西宮市民会館 大会議室101(阪神西宮駅下車北側すぐ)

以上


平成27年5月23日のお稽古

IMG_2014お軸は『一琴一鶴』、お庭からの京鹿の子が宗全籠にいけられてありました。

お手製の主菓子は花の蕾の様で美しく、上品な餡の甘さにうっとり。お茶碗やお干菓子にも兜が、、移ろいゆく季節の中で、今ひと時を感じられるおもてなしに今日も感動しておりました。

来週はいよいよ『傘寿の個展IMG_2013』です。担当させていただくお茶席に向けて、当日の事を楽しみに思い浮かべながら、お稽古に励んでおりました。(宗芳)


平成27年5月16日のお稽古

20150516_100947 昨晩からの雨は上がったもののはっきりしないお天気の中、先生のお宅へ向かいました。

お茶室では、凛とした純白の山紫陽花に清々しさを感じ、お軸の赤青色鮮やかなジョウビタキはなんとも愛らしく心が和みました。

今週も先週に引き続き、置き水差しのお点前です。今月末の傘寿の会のお茶席に向け、細部まで丁寧にご指導いただいています。

先生お手製の主菓子は味もさることながら絶妙な藤色が上品で、この季節の兜を模ったお干菓子とともにとても贅沢に感じられました。20150516_101325

今日、四月に申請したお免状を先生よりいただきました。これからもお免状に恥じないよう、励みたいと思います。(里)