令和元年6月22日

未だに梅雨入りしない曖昧な気候の中、お茶室ではお床に「虹たちて 雨逃げてゆく広野かな」
のお軸が掛けられ、晴れやかな気持ちでのお稽古になりました。
お菓子は抹茶水無月、お花はコエビソウなど先生のお庭で育ったお花が飾られました。
長板諸飾りのお点前は、火箸の扱いを毎回戸惑ってしまうのですが、お道具の配置が素敵で心地よくお稽古に励みました。

(宗佳)

A4C0D064-E235-43EB-9AE1-688F23511408

D74E69D8-16BF-41BC-AE65-BE357CAE13D4

BC52FE34-D62A-45E5-9DB7-7B1E33857A96


令和元年6月15日

入梅の季節となりました。
この日、初夏の嵐になる予報が出ていましたが、お茶室は穏やかです。
蛍を詠んだお軸、お花はマツモトセンノウ、チンシバイ。
お道具は夏仕様に変わり、妙喜庵の平成大修理の時に出た古材で作られた釣瓶の蓋置、ガラスの水指などなんとも涼しげです。
ガラスの食籠に盛り込まれた先生お手製の黒糖葛饅頭と一服のお茶を頂きますと心が落ち着きます。
この日「晴れてよし、降ってよし」と
雨の日の風情を楽しみました。(宗由)

27666545-02ED-4958-85BC-709D6FE9054B

F7B0CE19-2BF7-4289-A097-3EE15E3FDA20

ACE839B1-A47B-4FB9-8516-7D7AEB621F9F

8DDF33F1-B559-4224-BAF5-7B003EA55295


令和元年6月1日

すっきりとした晴天。お稽古に向かう道中では色とりどりの紫陽花が咲いております。

床の間には美しい藤の花の句のお軸と紫陽花。
本日は中置きじまいのお点前です。

楽しみのお菓子は先生手づくりの水無月です。
小豆の香りとモチモチした食感。美味しくて皆さん顔がほころびます。
お茶は猶有斎宗匠お好みの新しいお薄をいただきました。

また本日お仲間が増えました。これから共に学べること嬉しく存じます。

私どもは様々な世代の方と学ぶことができ、通われている方も全国に及びます。

一期一会を大切にお稽古に精進したいと存じます。
(宗芳)

インスタはこちら

D10A2A59-C16B-45AF-A974-E809AC531BEC

BA34C51B-8C61-423D-8D6E-E34BCE2C51DC

0DB8F337-070F-466A-BD4A-F608040A5EFA

5675F5B7-3DC8-45D4-85C6-55E4F67DF620


令和元年5月8日、9日表千家九州茶道館四十周年記念福岡大会

5月8日.9日 表千家九州茶道館四十周年記念福岡大会に先生と参加して参りました。
若葉、青葉を吹き抜ける風の爽やかなお天気に恵まれ、初風呂の清新なお席を満喫させて頂いた二日間でした。
一日目は芦屋釜の里、筥崎八幡宮のお茶席
芦屋釜は「真形」と呼ばれる端整な形と胴部に表される優美な文様がお茶人達に好まれましたが江戸時代初期に途絶えた為に復興に取り組まれ、平成27年9月に芦屋町より表千家に御釜を納められたそうです。
筥崎八幡宮は日本三大八幡宮の一つで平安時代に醍醐天皇の神勅により壮麗な御神殿を建立され拝殿の脇には利休さんが奉納されたと伝わる石灯籠を見る事が出来ました。
お茶席も唐津、高取、博多曲と福岡大会らしい道具組みで楽しませて頂きました。
19時からの祝賀夕食会は福岡券番の芸妓さんの祝舞、博多祇園山笠の手打ちと四十周年に
相応しい華やかな式典でした。
二日目 九州茶道館では四十周年に因んだおめでたい道具組みを堪能させて頂きました。
太宰府天満宮では「令和」の出典の地ということで沢山の方々が参拝に来られていました。
お席は天皇家とのつながりが深いという事で
後陽成天皇御宸翰の掛物、後桃園天皇ヨリ拝領の象香爐が書院に飾られ、香合は三笠宮家より拝借させて頂かれたボンボニエール と普通では目に出来ない品々のお道具組みでした。福岡の会員の皆様の細やかなお心遣いに感謝でございます。(宗扇)

B81321FC-26F4-4AD1-8187-7B1D509EE2D8

7F0F1C9C-FC45-4F05-AE0B-2550E54617FD

7162B819-E689-4DE4-AFB7-CC67DAFDCE90

5A9F12DA-85BD-46DB-AB6E-0CBB36275FEC

8D4B9893-643E-4E49-B62F-A46CF6C1EC94

ED0F4BBC-E6EF-4806-B52C-4857167814EF


令和元年5月25日研究会

本日の研究会は、炭点前、花寄せ、仕組み点、盆点、薄茶。中でも全員で取り組んだ花寄せは、印象深いものでした。先生のアドバイスや手直しで、花に表情が現れ、キリッとすがすがしい「花」になるのには、本当に感じ入りました。
いつも楽しみな、先生お手製の主菓子!今日は紅芋のお餅。ずんだ餡がたっぷりで爽やかな食感です。「幾つでも食べられるわぁー」と声が上がる程でした。 (宗和)

6E9569BD-71C2-4F13-B54B-AEA27B3BABC1

 

D9A75BF9-1A73-431D-81FC-174E497FB508 6C673B39-CD9B-4464-B717-9026AE3C69C174EBF90A-4C69-4B3A-A2D6-751FEF79F166
C74A1A66-FBAA-45B9-BF97-4B8525E3F0E2 C20A6353-132C-493C-97D9-023E76DE417D


令和元年5月18日

本日のお掛物「薫風」
拝見しているだけで涼しい風を感じてくる先生のお筆です。
先生お作の花入に生けられた芍薬と菖蒲をイメージされたという薄紫の美味しい主菓子、九谷焼の茶碗に点てられた香り高いお茶をいただきながら、五月初風炉の清々しい一時を皆ですごしました。
(稲)

F7C057FB-AD59-4A02-AF11-AB9D4370681F

27D36A8F-7AD9-442A-BC2F-90CCA450BB6B

C0AF34CC-5992-46E1-862D-8EB7A377FE34

DFD509BB-07BF-49B6-BE17-3082F0B40156

 

0103EF5F-23E2-4DB1-B330-1367AF6A055A


令和元年5月11日

茶室は風炉に替わりました。
お軸は、この時季にふさわしい菖蒲の絵が描かれています。
お抹茶を練り込んだ餡をそば粉の皮で包み、やま木の芽を添えた主菓子を口に運ぶと、やま木の芽の爽やかな香りが鼻に抜けて上品な大人味です。
青々とした庭の草木を愛で、お薄と毎回先生手作りのお菓子を頂きながら社中の皆さまと和やかに寛ぐ、なんとも贅沢な時間であります。(時)

インスタはこちら

 

46BB473B-08A9-411F-8738-0A7185EFD17D

6766FA1F-5578-4F19-832C-98792C2604ED

14B290FD-7150-4593-94B9-0759BB6486D7

 

 

6E1973AE-80D0-4E32-9FBA-593C1FCD2BCC


【再掲】5月、6月と7月、8月の予定

5

4日(土)お食事会

11日(土)お稽古

18日(土)お稽古

25日(土)研究会


6

1日(土)[5月分として]お稽古

15日(土)お稽古

22日(土)研究会

29日(土)お稽古

✳︎68日のお稽古はお休みになりました。


7月

6日(土)お稽古

13日(土)お稽古

20日(土)研究会

27日(土)お稽古


8

4日(日)朝茶事

以上


令和元年5月4日お食事会

元号も令和と改まり、爽やかな五月晴れとなりましたこの日、先生と社中7名でお料理のお勉強を兼ねて宝塚中山にある竹内さんへお邪魔させて頂きました。
お店の表札は山中先生が書かれたそうです。
お席に案内されますと宝塚らしくすみれの花や季節のお花が可愛らしく飾られてあります。
先ずは玄米湯を頂き喉を潤します。
名物のむらさきソーダで乾杯し、お料理が始まります。
美しく盛られた八寸の美味しさに気分が高まります。
椀物のお出汁に感激し次々と季節溢れる食材を楽しませて頂きました。
令和を祝い、皆さんの新たな時代の幕開けを祝うようにお赤飯のご用意もあり、おもてなしの心が伝わります。
お料理、お酒、器、接客、全てが素晴らしく美しかったです。
茶道に通じるおもてなしの心も大変お勉強になりました。
ありがとうございました。(宗由)

 

インスタはこちら

95BCD468-9BCA-4FF0-8A72-154511E4EC8C

 

686AC676-7AC4-463C-BE1B-94C6CF5F6D55

 

8F588E92-662B-4D46-B6B4-9625273010E5

 

 

 

AB1A40BC-B7D4-45D2-956B-6CBBB4A1D926

 

CC56280C-46AA-4CC8-9AD0-4669692D4CE4

 

 

 

 

 


平成31年4月27日

四月末にしては珍しく肌寒く、されど草花は正直で青々と新芽を出し、新しい令和の時代を迎えているかのようです。
床に掛けられたお軸は、千宗旦の句で『茶の湯とは心に伝え目に伝え耳に伝えて一筆もなし』
炉の締めくくりに、平成最後に、今一度お茶への取組み方を思い返すことが出来ました。
お花は、黒蝋梅、苧環、そしてお正月の結び柳に新葉が出たものだそうです。
主菓子は、先生お手製の蓬たっぷりのお饅頭で美味しくいただきました。

(宗佳)