平成24年7月7日のお稽古

 今月は置き水差しのお稽古です。水差しはインパクトのある「静」の文字の蓋を開けるると、ガラスが溶かしこまれた底が見えます。お点前している人だけが覗くことができます。ブルーの渦巻きのような模様を見ていると澄んだ川べりにいるような清涼感に包まれます。

 

さて、本日のお軸は天の川の句。「天の川夜空の中にまさやかに明るむ雲のここちこそすれ」と書かれていました。織姫様は彦星様にちゃんと会えたのでしょうか。

お花は白蝶草に桔梗です。白蝶草は、蝶々が本当に枝に止まっているように見えます。

主菓子はたっぷりとした先生お手製の空豆餡の葛饅頭でした。

干菓子が載っているお盆は、一昨年に秋田で開かれた全国大会の引き出物の秋田杉のお盆です。先生が「花月」と金色の文字を添えられています。

七夕の日のお稽古は、なんだかいいことがありそうな幸せな心持ちになれました。(宗裕)

 


24年7月稽古日の訂正

7月の稽古日を、

7日(土)、21日(土)、28日(土)

とお伝えしていましたが、

正しくは、

7日(土)、14日(土)、28日(土)

です。

お詫びして訂正いたします。

 


平成24年8月のお稽古

8月は朝茶事のみで、通常のお稽古はお休みです。

【朝茶事】

8月5日(日) 朝8時席入り

ご出席の方はお早めに先生まで。


平成24年6月16日のお稽古

 

雨がしとしとと降る中でのお稽古でした。

お茶室で感じる雨はしっとり爽やかなのは不思議なものです。

お軸は「水冷々風颯々(みずれいれい かぜさっさ)」。

お花は黒ヒエ、孔雀草、矢筈葦、小判草でした。黒ヒエはちゃんと食べられるそうです!

お菓子は、葛焼き、。先生が空豆餡を練りこんで作られました。

干菓子は謝花きっぱん店のきっぱんと、とよす製のおかき。ドライトマト味が好評でした。(宗裕)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


平成24年6月9日のお稽古

 昨日、関西地方は入梅しました。

梅雨らしくしっとりとお茶室は設えられていました。

お軸は「魚戯蓮葉間」。主菓子は葛饅頭でした。

桑小卓のお点前は柄杓、蓋置、建水の扱いが難しくて苦戦中です。先生はそんな私達にむかってずっと手順を教えてくださっていて大忙しでした!(宗裕)


平成24年7月のお稽古

7日(土)

14日(土)

21日(土)

28日(土)


平成24年6月2日のお稽古

今月からは棚は桑小卓です。

杓の飾り方や平建水の扱いなど、一年ぶりの棚のお点前に戸惑いましたが、棚に飾られた、水差しに陽光がさすと、とても涼しげで初夏らしい風情です。

床には藤の花の句の軸、その前には濃いピンク色の京鹿子の 花。お菓子は、私の自作の苺大福。いつも先生の手作りのお菓子で口が肥えている弟子達ですが、気を遣って美味しいと言ってもらいました(笑) 宗祐


平成24年5月26日のお稽古

 本日のお軸は「雲悠々水混々」

お花はリョウブ、矢筈葦、小判草でした。

お菓子は、先月にあった沖縄の全国大会にちなみまして、沖縄尽くしでした。主菓子は沖縄のお茶席で出されましたちんびんを、先生が工夫されたもの。焼き目がランダムに出ていて、岩石みたいだと思いました。生地の黒糖と中のうぐいす餡が相まって、滋味豊かなお味でした。今でも家庭で作られている庶民のお菓子だそうです。私はちんびんにはまってしまい、全国大会の帰りの飛行機で、ちんびんを買い込んで食べておりました。

干菓子は先生が阪神百貨店で開かれていた沖縄の催しで買ってきてくださった、謝花きっぱん店の冬瓜漬。ココナッツをまぶしたものが、沖縄らしさを演出していました。宮廷で食べられていたお菓子だそうです。(宗裕)


平成24年6月のお稽古の予定

2日(土)

9日(土)

16日(土)


平成24年5月19日のお稽古

 床のお軸は「薫風」の句。文字通り風薫る、清々しいお稽古日和でした。

お花は舟形の花入れに黒蝋梅と雪の下。

主菓子は先生手作り紅芋饅頭。中はうぐいす餡で実に美味しかったです。

新しい弟子達は、割り稽古を卒業し、お薄点前を一通り出来るように、今がんばっています。どんどん成長していて、これからが楽しみです。

今日のお干菓子は弟子達のお土産で、北京の蜜麻花、広島の川通り餅、鎌倉の小鳩豆楽、高知のおちょぼ羊羹等盛りだくさんでした。干菓子選びも先生に褒められて嬉しかったです。(宗祐)