令和7年4月19日のお稽古

一日の中に寒暖の差はあるものの、春の陽気が心地よく感じるようになりました。

本日のお床には 日月無偏照 が掛かり、お花は西洋オダマキが生けられ蕾から徐々に咲いていく様が目を楽しませてくれます。

花を形どった口あたりの優しい紅芋の主菓子をいただくと、モチっとした食感や桜の花の塩味との組み合わせに舌鼓を打ちながら改めて和菓子がもつ表現の豊かさに気づかされます。

半年慣れ親しんだ炉も今月の釣釜をもって風炉へと移ります。めぐる季節に思いを馳せながら、うららかな春ならではのお茶を楽しませていただきました。

(宗奈)


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